2006年7月11日 (火曜日)

ファイナル

2006wc2_16 僕がはじめてワールドカップに夢中になったのは、82年のスペイン大会。ただ1ゲームも映像は見ていない。偶然買った、サッカー大百科かそんなタイトルの本に82年のワールドカップのことが盛りだくさん書いてあった。10ページほどのカラー写真に、あとはところどころに白黒写真。それ以外は文字ばかりの本だった。

そのスペイン大会は優勝したイタリアが主人公のように書いてあった。なぜか知っていたジーコ率いる最強のブラジルをやぶったこと、そのゲームでハットトリックを決めたパオロ・ロッシのこと。小学生の僕は、数枚の写真と文字から、勝手に想像して舞いあがっていた。

映像で見たこともないチームなのにそれ以来、アズーリのファンだ。94年アメリカ大会のバッジオの後ろ姿は今も忘れることができない。一時はあまりに守備的な戦い方に気持ちが離れかけたこともあった。今大会もあまり期待していなかった。秘かにブラジルとイタリアのファイナルを夢見たりしていたが、タイトルをとるなど夢にも思わなかった。

20年以上前、自分の頭のなかだけで必死に想像していた風景が現実になった。

ゲームのターニングポイントはジダンの退場じゃない。後半早々ビエラが負傷退場したことだ。後半に入りリズムをつかみかけたフランスは、中盤から果敢な飛び出しを見せるビエラを失い、攻め手を失った。代わりに入った選手は守備では合格点だったが、攻撃面では何の役にも立たなかった。ジダンを交代させるほどの勇気をもたない監督が率いるフランスにとってそれまでがすべて。アンリの負傷、ジダンの退場。イタリア伝統の守備力の前にフランスは自滅してしまった、という感じだった。

しかしジダンは神にはなれなかった。
最後は彼のもう一つの彼らしい一面をこれ以上ないほど披露してピッチを去った。マテラッツィが何かを言ったことは恐らく間違いないが、あそこをおさえきれられないのもジズーなのだ。とはいえ、彼が成し遂げた偉業が穢れることはない。

また一人偉大な選手が現役を終えた。さびしいことだが、これもサッカーだ。
ありがとう、ジダン。

エキサイティングな1ヶ月が終わった。ワールドカップらしい大会だったと思う。
力を出し切った国、出し切れなかった国、そして現実を思い知らされた国。
祭りが終わったという言葉がまさにあてはまる。

4年後、今度はアフリカ大陸初開催。
ドイツより遠くなるが次回は何とかして現地で祭りを味わいたいものである。

ありがとう、世界のサッカー選手たち。

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2006年7月 9日 (日曜日)

ラストダンス

2006wc2_15 ここまではできすぎたストーリーだ。
大会前に引退宣言をしたのは、チームを一致団結させるために最も有効な方法だと知っていたのだろうか。大会前にあと7試合できると語ったのは、天才がゆえに感じた予知だったのか。あと1ゲーム、ジダンは主役を演じきるのだろうか。

ブラジル戦。今最も優れたプレイヤーと言われるロナウジーニョと比較しても存在感は勝るとも劣らない。最盛期の頃と比べると衰えは隠せないものの、この10年で最高の選手であることを十分に証明してくれた。

ファイナルは深夜3時から。
4年前日韓大会のファイナルは幸運なことに横浜で観ることができた。世界中の30億人をこえる人々が観るファイナルを目の前で観ることができた。今回はTV観戦だが、たとえ深夜とはいえライブで観なきゃいけない。

天才の最後の姿を目に焼きつけておかないといけない。
ジダンのラストダンスを。

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2006年7月 4日 (火曜日)

思いは伝わったよ、ヒデ、きっとみんなにも。

2006wc2_14 2006年6月22日ゲーム終了後、ドルトムントの夜空の下で君はこみあげるものといっしょに何を見ていましたか。

今日のブラジル戦ですか。
ワールドカップに初めて出場したときですか。
Jリーグでデビューしたときですか。
それとも、8歳の冬、初めてサッカーボールを蹴ったときですか。
いや、君のことだから、もう次の旅のことを考えていたのかもしれませんね。

僕は君の引退を聞いて、最初に目に浮かんだのは、君がセリエでデビューし、僕の大好きなユベントスから2ゴールをあげたゲームでした。欧州で活躍する君は常に世界と日本の距離を教えてくれる存在でした。フランス大会予選から、僕にとって日本代表=中田英寿、日本のサッカー選手=中田英寿でした。

何かのインタビューで日韓W杯は不完全燃焼だった、ゲームが終わったら立っていることもできないくらい、ゲームで力を出し切りたいというコメントをしていたことを覚えています。そしてブラジル戦のあと10分以上もピッチに倒れていた君を見て、すべての力を出し切ったのだと感じました。と同時に涙する君を見て、引退するのではといっしょにTV観戦していた妻に向かってつぶやきました。

早すぎる引退だよ。
もうピッチで青いユニフォームの7番を背負った君を見ることができないのは残念だけど、最後のゲームで大好きなサッカーを大好きと感じながら、すべての力を出しきることができたのは、よかったね。君の思い、僕には十分に伝わりました。そして世界最高の舞台で涙することができるくらい、自分を披露することができた君を誇りに思います。

次はどうしますか。
サッカーは続けてください。君がサッカーを通して得たものを次の世代に伝えていってください。伝える時間は、これからは4年という区切りもなくもっともっとたくさんあります。僕たちは君たちが築きあげてくれた日本代表をこれからもずっとずっと応援します。

ありがとう、ヒデ。

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2006年7月 2日 (日曜日)

ブラジル敗戦

2006wc2_13 フランス 1-0 ブラジル
結果論とはいえ、いつもと同じ布陣、ロナウジーニョが中盤に最初からいれば違う結果になったはずだ。フランスのすばやい出足に中盤がつぶされ、いつもより前にいたロナウジーニョは全く攻撃の起点になることができなかった。後半スタートからアドリアーノを投入することができれば。。。「たら」、「れば」を言い出したらきりがないのだが、それほど僕はブラジルに期待していたようだ。

フランスはどうなんだろう。推測にしか過ぎないが、やはりジダン引退の花道のため、一致団結しているのだろうか。ビエラやマケレレら中盤の激しいプレイには驚かされる。衰えを隠しきれなかったジダンも精力的に動いているし、ここというチャンスを見事に決めたアンリもさすがだ。ジダンがトロフィーを掲げて引退するというストーリーももしやすると実現するのかもしれない。

ゲーム中のロナウジーニョの顔が印象的だった。
あんな苦しい顔のロナウジーニョを見たのは久しぶりだ。華やかなW杯だが、勝負の世界はシビアでなければダメ。楽しいサッカーも必要なんだろうが、勝たなければ次はない、という現実を改めて突きつけられた気がする。楽も苦も味わってきた今のフランス代表の方がよりリアリズムを感じていたのかもしれない。この悔しさをカカやアドリアーノ、ロビーニョらが次の大会で晴らしてくれればいい。できれば、リアリズムとファンタジーのバランスのとれた形でそれを見せてもらいたい。

南米勢が消え、ベスト4は欧州の4カ国。82年のスペイン大会以来実に24年ぶりのことらしい。

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2006年7月 1日 (土曜日)

地元の強み

2006wc2_12 ドイツがアルゼンチンをPK戦の末やぶった。

アルゼンチンは1点リードした後半の中盤で早々と攻撃の起点リケルメを交代させた。守りきれると思ったのだろうが、ペケルマン監督が勝負に焦ったという印象を受ける。選手交代がこのゲームの勝敗を最も左右したといえる。

しかし、開催国であるということは周囲がこんなに力をくれるものであるとは思わなかった。とにかく今大会ドイツには勢いを感じる。守備が不安と大会前から言われ続けてきたが、攻撃の勢いがそれを十分補っている。クリンスマン監督は、サポータからの力を事前に予測して攻撃重視のチームを作っていたのだろうか、と思わせるほど何万人もの声援に背中を押されているような気がする。

そしてドイツを見ていると4年前、日本がベスト16に進出し、韓国が4位まで躍進したのも十分に納得できる。地元開催というのはそれほど選手に力を与えるものなのだ。と考えると今大会の日本代表や韓国代表は、両国の本当の姿を映し出しているという現実に再びがっかりしたりする。

ドイツの快進撃はどこまで続くだろうか。
次はイタリア。ケガ人を抱えるカテナチオを簡単にドイツ攻撃陣が破ったりするようなきもしてきた。

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2006年6月24日 (土曜日)

ジダンをもう一度

2006wc2_9 今晩の4ゲームで決勝トーナメントに進出する16チームが全て決定する。前々回大会優勝のフランスは現在グループGの3位。ベスト16に進むには微妙な位置にいる。

フランスの(かつての、と言ったほうがいいかもしれない)英雄、ジダンがトーゴ戦に累積警告で出場できない。もしフランスがグループリーグで敗退ということになれば、先日の韓国戦が現役最後のゲームということになってしまう。

ジダンのダンスをもう一度見てみたい。
僕は今回、フランスのゲームをまだ見れていない。このまま1ゲームもジダンを見ずに終えるにはあまりに惜しい。

ジダンを始めて見たのは、僕がヨーロッパサッカーに夢中になり始めた頃、EURO96だった。その年、ジダンは僕の大好きなユベントスに移籍する。01年にレアルに移籍するまでジダンはずっとユベンティーノを楽しませてくれた。フランスW杯のときはアズーリに敗退に追いやったが、頼もしい選手だった。

そのジダンがこのドイツ大会での現役引退を表明。同世代としては寂しいかぎりだが、その姿を最後に焼きつけておこうと思っていた。そんな老け込む年でもないのに、明らかに体のキレが落ちているのは残念だが、時折見せるジダンにしかかもしだせない華麗なプレイはいまだ天下一品だ。

できればフランスは今晩勝ってほしい。同じアジアの韓国も勝ってほしいし、スイスには悪いけど、フランス、韓国が次にすすめれば僕にとってはベストである。今のフランスが決勝トーナメントに進んでも勝ち上がることができるかは微妙なところだが、あと1回だけジダンが見たい!

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2006年6月23日 (金曜日)

vs ブラジル

2006wc2_8 日本 1-4 ブラジル

これが世界ランキングナンバー1と日本の実力の差か。納得できないが、事実は受け止めなければいけない。3戦を通して課題は山のように出てきた。たくさんあるなかで3点挙げたい。

1.個々の力
プレッシャーの中でのパスやぴたっとボールを止めるトラップとか技術的なところはもちろん、一瞬のプレイの判断、ゲーム全体の中での戦況の見極める判断力、体力、そして得点力など個々の力が圧倒的に劣っている。これは、個々の選手が所属クラブのなかで磨いていくこと、さらに言うと幼年期から身につけていくべきことだと思う。育成方針を含めて日本サッカー界全体で今一度見直すべきところだろう。

2.意志
初戦、2戦目で特に寂しく思ったのは、勝とう、勝つんだという意志を感じられなかったこと。他国の選手も、世界最高の舞台で最高のプレイをするべくベストを尽くしていく状況で気持ちの面で負けていては、自分のプレイなどできるわけがない。シュートを打たない攻撃陣、ズルズルとラインを下げる守備陣。残念だった。

3.経験
上であげた2つも経験の少なさにすべて集約できるのかもしれない。アジア最強と言われ続けた韓国がW杯で初勝利をあげたのは前回大会。それまでは何度も何度も世界の壁にぶつかってきた。それに比べると日本はまだ3回目の出場。悔しい思いをして、それを成長の糧として次につなげていくことでしか強くなる手段はないのかもしれない。

この4年間、ジーコがしてきたこと、細かい点は別として大枠の方向性は間違っていなかったと思う。いろいろな批判はあると思うが、僕はジーコを否定はしない。選手に自立を求め、選手は成長してきたと思う。結果が出なかったのは残念だが、ジーコには「ありがとう」と言いたい。

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2006年6月20日 (火曜日)

ブラ汁キャンペーン

2006wc2_7 22日深夜に、最後の決戦、ブラジル戦を控えたわれらが日本代表を、応援しようというブログ上のキャンペーンに参加することになった。

「ブラ汁を飲んで、奇跡を巻き起こそう!!の会」 (感動創造さんのブログ)

眠気に負けず、ブラ汁(ブラックコーヒー)飲んで、日本代表を応援しようとのこと。
ちゃんと賛同者のなかに入っています。

どんなに低いといってもまだ可能性は残っているわけだし、僕らサポータのできることは最後まで応援することのみ。ブラ汁飲んで眠気覚まして、ブラジルを破る日本代表をこの目にやきつけてやる、ということですな。

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2006年6月19日 (月曜日)

vs クロアチア

2006wc2_6 次に望みがつながったととらえるか、勝たなければいけなかったととらえるか。
確かに次に望みがつながったのは事実だけど、勝たなければいけないゲームだったし、勝てたゲームだった。それは対戦したクロアチアにも言えたことで、紙一重の一戦だったと思う。

PKを川口がとめてくれただけに、1点をとってほしかった。

打つべきときに打つ、決めるときに決めなければ、勝利を手繰りよせることはできないことを痛感させられた。ジーコが口すっぱく言ってきたことだ。誰が代表に選ばれた、誰をゲームに出場させるかに関係なく、出場した選手自身だけが実践できることだ。

特にFWの選手であれば、時には周りを押しのけてでも、俺が決めるんだという気概を見せてほしかった。世界最高の舞台は、そんなに自分の特性を押しつぶしてしまうほどの場所なんだろうか。この場所でゴールを決めてやる、という前向きな気持ちになれないものだろうか。

グループF、全チーム2ゲームを終えて、日本は最下位。
次のゲーム、日本はブラジルに勝たなければ、少なくとも2点差以上で勝たなければグループリーグ突破はない。冷静に考えると、不可能に近い。ただ結果はともかくベストを尽くしてほしいし、特に攻撃陣にはゴールに向かう姿勢、俺が決めるんだという姿勢を見せてほしい。

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2006年6月18日 (日曜日)

初めての舞台

2006wc2_5 名選手といわれながらも、自分の国がサッカー小国であるがため、ワールドカップに出場できなかった選手たち。最近では「リベリアの怪人」と呼ばれ、'95年にはバロンドールやFIFA最優秀選手にも選出されたジョージ・ウェア。リベリアというアフリカの国の選手だが、ワールドカップに出場することはなかった。

現在でもそんな選手は多いと思うが、ついに念願の初出場を果たした選手もいる。

●アンドレイ・シェフチェンコ
ウクライナ出身のシェフチェンコは、現在世界最高のFWとも言われる。'90年代後半ディナモ・キエフというウクライナのクラブに所属していたシェフチェンコは、チャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナ、レアル、バイエルンなど強豪を相手に次々にゴールを決めて一躍注目を浴びる。99年からイタリアのACミランに移籍し、セリエAでの得点王2回、CL優勝1回、バロンドール受賞1回と個人、クラブレベルでは数多くのタイトルを獲得してきた。一方、国レベルではワールドカップ、ヨーロッパ選手権ともに出場の経験がなかった。

初戦のスペイン戦、ウクライナ、シェフチェンコは世界の壁を感じたはずだ。同じヨーロッパのスペインが相手とはいえ、彼らの初舞台は0-4の大敗。退場者を一人出し、前線に孤立するシェフチェンコ。両手を広げ首をかしげる彼を見ていると、初舞台は気の毒なくらいほろ苦いものになったに違いない。残り2戦、黄色のユニフォームを着たシェフチェンコのゴールは絶対に目に焼きつけておきたい。

●ドワイト・ヨーク
マンチェスター・ユナイテッドがCLを制したころ、ベッカムのピンポイントクロスに頭から飛びこみゴールを次々と決めていた小柄な選手。昨年カズがレンタルで所属していたシドニーFCに所属している選手。トリニダード・トバゴという国があるというのもこの選手の存在から知ることになった。黒人特有の柔らかさ、そして瞬間的なスピード。地味な活躍が多かったけど、いい選手。だが、ワールドカップに出てくることはないだろうなと思っていた。

デビューとなったのスウェーデン戦、トリニダード・トバゴは世界中のファンのハートをつかんだのではないだろうか。退場者を出しながらもスウェーデンの猛攻に耐え0-0のドロー。デビュー戦での勝ち点獲得を達成した。マンUにいた頃はトップにいたヨークがボランチをしているのは意外だったが、僕と同じ34歳、キャプテンマークを巻いて、クラブレベルで得てきた国際的な経験値をベースに初出場の仲間達を引っ張る姿を見て、この舞台に立ててよかったねとうれしくなってしまった。2戦目はヨークにとって思い出が深いイングランド相手。最後に2失点で敗戦。グループリーグ突破はならなかったが、残り1戦、サッカー人生の全てを披露してもらいたい。

さぁ、今晩は日本の2戦目。
ドローでも理論上はグループリーグ敗退とはならないが、実質は敗退決定。将来の日本サッカー界のためにも勝利を手にしてもらいたいのだが、そんな誰かのためではなく、自分のためにプレイしてほしい。世界最高の舞台でサッカーをできることの、自分にとっての意味を十分に考えてプレイしてほしい。

がんばれ、日本!

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2006年6月17日 (土曜日)

強いぞ、アルゼンチン

2006wc2_4アルゼンチン 6-0 セルビア・モンテネグロ

強かった。セルビア・モンテネグロは途中で完全に切れていたと思うが、圧倒的な強さだった。4年前と比べて、サビオラ、テベス、メッシと前線を見てもわかるとおり、全体的に小粒になった印象のあるアルゼンチンだが、その分スピードがすごい。リケルメのパス、キープ力もすごい。小粒なFW達をうまくコントロール。コートジボアール戦もこのゲームも完全にその技術を披露。そして若手注目株メッシ君もついにデビュー。いきなり1アシストと1ゴール。まだ18歳。あと何回彼をW杯で観れるかと思うとワクワクしてしまう。

ただアルゼンチンのキープレイヤーって、僕は左サイドのソリンだと思う。守備のときは4バックの左、そして攻撃になったらすぐさま左サイドを駆け上がっている。その超人的な運動量で完全に左サイドを支配。彼1人に左を任せておけるのは、アルゼンチンは楽だと思う。

アルゼンチン、本当強い。決勝でブラジルvsアルゼンチンなんてのを見てみたいね。たまらないゲームになりそう。どちらかが2位通過になってしまうとそれは実現しない。また過去にこの2国によるファイナルというのもW杯で実現していない。昨年のコンフェデで実現しブラジルが力の差を見せつけたけれど、今は差は埋まっているのではないだろうか。

アルゼンチン、楽しいサッカーを見せてもらいました。

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2006年6月13日 (火曜日)

vs オーストラリア #2

2006wc2_3 課題は随所にあげられるけど、いちばんまずかったのはゲーム運び。

ジーコの采配。
残り11分でジーコはシンジを投入した。FWの柳沢を下げて、シンジをボランチに、ボランチのヒデを前にあげたわけだが、この選手交代はどういうメッセージだったのだろう。もう1点取れなのか、1点を守りきれのどっちだったのだろう。選手交代の意図を選手は感じとることができたのだろうか。

ボランチもでき、攻撃的な能力にも優れたシンジの投入は、ジーコにとっては都合のいい選択だったのかもしれない。あわよくばもう1点という狙いだったのだろうが、それがかえって中途半端な選択になったと思う。これは1点を守りきるべきだったという意味ではなく、攻めるのか、守るのか徹底できなかったこと、選手の意思を統一することができなかったことが問題だったと思う。

同点にされてからのゲームプランもしかり。

この敗戦を冷静に受け止めると、日本の決勝トーナメント進出の可能性はかぎりなくちいさくなってしまったと考える。オーストラリアより強いと思われるクロアチア、そしてブラジル、この2国を相手に少なくとも勝ち点4以上をとることは至難の技。しかも1ゲーム終了時で得失点差が-2というのも痛い。奇跡を信じるしかない。

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日本と世界の差。
1-1の場面で、日本は豪ゴールエリア前から福西が放ったミドルシュートが大きく枠を外した。一方オーストラリアは、ケーヒルが同じような位置からゴールを決めた。結局これが決勝点。日本の得点力不足は今に始まった話ではないけれど、今あげた例が、日本と世界の差。

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vs オーストラリア

2006wc2_2

残念、悔しい。

とりあえず今はそれだけだ。
感情的になりすぎる気がする。

選手はがんばったと思う。

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2006年6月12日 (月曜日)

W杯特需を狙え!

2006wc2_1 先週の朝日新聞にW杯商戦の話が経済面に載っていた。

現在開催されているワールドカップの公式パートナーは15社。1業種1社が原則で、全世界でロゴや大会名を使った広告宣伝ができる。アディダスやバドワイザー、日本企業では東芝と富士写真フィルムの2社。

片やファミリーマートなどは日本国内でのみ公式ライセンス商品の製造、販売権を持っているが、マクドナルドが公式パートナーのため、一手間かけた商品じゃないと許可されないらしい。これがセブンイレブンとなると、公式パートナーでもないし、公式ライセンスの製造権も販売権も持たないので、「ワールドカップ」という名前をつけることができず、例えば出場国のゆかりの味付けをしたベビースターラーメン、「ワールドラーメン」なるものを販売している。

電通のリサーチでは、日本代表が決勝トーナメントに進出すれば、経済効果は4,759億円、うち関連商品需要は426億円と試算。ライセンスを持つもの、持たないものも、経済界は日本代表人気にあやかろうと必死。明日のこの時間には日本代表の初戦の結果が出ている。初戦で先がなくなるような結果だけではないことを願いたい。

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2006年6月11日 (日曜日)

W杯開幕!

2006wc2 ついにFIFAワールドカップドイツ大会が開幕した。
昨晩ドイツとコスタリカがFIFAの歌をバックにピッチに入場したのを見たときには震えました。グループリーグは途中までほぼ毎日1日3ゲームのペースでするから、見るほうもたいへん。今ブログを書いているが、この後1時からスウェーデンvsトリニダード・トバゴを見るつもり。

さて、とりあえず見た2ゲームの感想。

ドイツ 4 - 2 コスタリカ
ドイツは観客に勢いをつけてもらった。ラウムのシュートは見事だったけど、直後に同点。その後ゲームが膠着しそうなところで、2点目を取れたのが大きかった。中盤から前の選手がスピードもあって、元気。サイド攻撃も健在だし、バラックが復帰すると攻撃力はさらによくなるはず。しかしながら守備、特にセンターバックは不安。グループリーグ突破は間違いないだろうが、決勝トーナメントになるとしんどいだろう。決勝はイングランドかスウェーデン、攻撃力はあるからなぁ。

イングランド 1-0 パラグアイ
中盤だけ見るとブラジルにも決してひけをとらないが、トップが力不足。のっぽのクラウチ、スピードもあるし足元もうまいけど彼だけじゃ点をとれそうにない。オーウェン、ルーニーの復活がほしい。といってもこのチームのキープレーヤーはランパードだ。テレビじゃ、ジェラードが注目されているが、ランパードのミドルシュートもジェラードに負けず劣らず強烈だし、攻撃的なセンスはランパードのほうがあると思っている。ジェラードに遠慮することなく、どんどん行ってほしいね。

今日のゲームは消化不良といった感じ。難敵パラグアイ相手に勝ち点3をとれたのはよかった。次のトリニダード・トバゴ戦で強さを見せてほしい。次戦でグループリーグ突破を決めるのでは。

さ、もうすぐ次のゲームが始まる。。。

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2006年6月 8日 (木曜日)

W杯開幕を控えて

セルビア・モンテネグロ

この国の名前をサッカーに詳しい人ならよくご存知だろう。98年のフランス大会には「ユーゴスラビア」という国名で出場していた。名古屋グランパスで活躍したストイコビッチの母国だ。旧ユーゴスラビアは1990年代の内戦を経て、クロアチアやボスニア・ヘルツェゴビナなど多くの国が独立を果たした。

そして、5月下旬のモンテネグロ共和国での国民投票の結果をうけて、モンテネグロ共和国議会は独立を宣言し、モンテネグロの独立は確定的になった。つまり「セルビア・モンテネグロ」はこの国名でワールドカップに出場する、最初で最後の大会となることになる。(モンテネグロ共和国出身者はメンバーの中で1人だけらしいが。)

旧ユーゴといって思い出すのが、フランス大会のクロアチア。日本とも対戦したクロアチアは快進撃を続け3位になった。数年前には世界地図にさえのっていなかった彼らの国を歴史に記すため、国民の期待を背負ってボバンやシュケルは戦った。初出場にガチガチとなった日本代表とは背中に背負うものが全く違ったわけだ。

国家だけではない。貧困と戦う国民に希望の光をとか、この大会で活躍して欧州のビッグクラブにスカウトされて家族を楽にさせたいとか、そんなものを背負ってくる国の選手もたくさんいる。そんなやつらが必死で、栄光を目指して戦う場所がワールドカップなんだ。

平和で、そこそこ金もあって、民族間の激しい対立や、宗教ももたない我々日本人はどれほどのものを背負っているのだろう。スポーツの国際大会くらいでしか、国家を意識市内国、そしてサッカーの歴史も浅い日本代表は、必死に向かってくる敵と、意識レベルでどこまで対等に戦うことができるのだろう。

明後日から約1ヶ月、4年に一度の興奮を味わうことができる。
それぞれに何かを背負った選手の真剣な戦いを見ることができる。
そして僕たちは睡魔と戦わなければならない。

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2006年6月 5日 (月曜日)

マルタ戦

イライラさせられっぱなし。

点が入らない。
相手につめられるとボールをとられる。
反対にボールをとりに行くとファウルをとられる。
何度失敗しても細かいパスで相手DFをやぶろうとしてチャンスをつぶす。

ゲーム後のコメントでヒデが「気持ちの問題」と話していたが、外から見るかぎり、「勝とう」という気迫を微塵も感じることができなかった。FIFAランキングで見ると格下で、W杯にも出場しないマルタのほうが明らかにモチベーションが高かったように見受けられた。我々日本代表は「最後の調整」っていうくらいにしか思っていなかったのだろうか。

W杯って、サッカー選手にとって世界最高の舞台だろう。そういう最高の舞台でサッカーができるってどんな幸せなことということがわかっていないのだろうか。

あと1週間。
これからの3ゲームは何があったって言い訳はできない。
気持ちの入ったゲームを見せてほしい。
自分の全てをピッチの上で披露してほしい。
僕らは君たちの100%(それ未満でもそれ以上でもない)を見てればそれでいい。

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2006年6月 2日 (金曜日)

W杯をネットで見る

ワールドカップもいよいよあと1週間。
ドイツとの親善試合でドローだった日本代表。2点を守りきれなかったことはやはり不安だけれど、2点をとったことに安心。キリンカップでは散々でしたから。

さて、今回のワールドカップはヨーロッパで開催されるため、ゲームの多くが深夜に開催される。寝不足の1ヶ月。特に毎日ゲームのあるグループリーグの間はつらそう。しかしながら仕事もあるし、全てのゲームをライブで見ることは不可能なこと。インターネットの速報記事で結果を確かめ、テレビのニュースで映像を確かめるというパターンになるゲームが多そうだ。

そこで注目したいのが、ネットでの動画配信。契約の問題上試合終了後24時間たってから、1ゲーム4分までとサイトによっていろいろな制限はついているが、今回のW杯からはネットで結果を確認することができそうだ。

  FIFAワールドカップオフィシャルサイト (Yahoo!運営)
  sports@nifty
  スカパーBB(会員のみ)

もちろんライブで観ることはできない。各国テレビ局が莫大な放映権料を払っているコンテンツですから。ただダイジェスト版、時間が遅れてとはいえ、インターネットでいつでも見れるのは魅力。テレビのニュースなどだと、こちらがニュースの放送時間にあわせなければならないが、インターネットでの動画配信にはそんな制約はない。

新しいスポーツの見方が普及するような気がする。

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2006年5月20日 (土曜日)

Jヴィレッジに13,000人

ジーコJAPANがパニックになった!
ジーコ日本フィーバーが、パニックに発展した。サッカー日本代表は20日、福島県内のJヴィレッジで合宿3日目の練習を行った。初めての週末となったこの日は、過去最多の1万3000人もの観衆が殺到。

ちなみに同日開催のJ2のリーグ戦17節で、13,000人以上観客を集めることができたのは、仙台で開催された仙台vs草津戦のみ。他の4ゲームは1万人未満。
日曜日の明日、天気もよさそうなので、Jヴィレッジにはさらなる観客の増加が見込まれているという。日本サッカー界を支える「代表人気」の高さを改めて感じることができた。

そして、最近のW杯に関するTV番組を見ていて、不快に思うこと。
まず「サプライズ」選出と言われる巻の報道。ワイドショー的な番組に多いのだが、やたらと巻のことをヒーローようにもちあげること。僕自身巻は好きだし、期待もしているが、彼はまだ代表で結果も残していないし、きっと本番も先発で出場することはない。シンデレラボーイのようにとりあげるマスコミの意図を疑問に思うし、彼が選ばれたことで落選してしまった他の選手に対する敬意のかけらも感じることのできず、とても不快に思う。

またW杯メンバー選出の瞬間の各選手の映像が流れることもどうかと思う。マスコミからの依頼に応じる選手にも問題があるのだが、マスコミは、もし落選してしまったときはどう対処するつもりだったのだろう。何かドラマを作るつもりだったのだろうか。TVに出演させるとしても、せめて発表の結果が出てひと段落して選手の気持ちの整理が少しでもついてから出演させるべきなのではないだろうか。

普段からスポーツマスコミに対してでさえ、選手をリスペクトしない部分には不快感を感じるが、国民の注目度の高いイベントを前に、マスコミ全体が報道に関わるようになる。番組のためだけに選手がないがしろにされるケースも多くなってくるはずだ。サッカーの楽しさをより多くの人に理解してもらうためには、スポーツマスコミだけでなくワイドショー的な番組の力も必要なのかもしれない。ただ彼らマスコミの節度に期待するしかないことを歯がゆく思う。

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2006年5月15日 (月曜日)

メンバー発表

ジーコから、日本代表、23人が発表。

  • GK  土肥 洋一、川口 能活、楢崎 正剛
  • DF  田中 誠、宮本 恒靖、加地 亮、三都主 アレサンドロ、坪井 慶介
           中澤 佑二、駒野 友一、中田 浩二
  • MF  福西 崇史、小笠原 満男、小野 伸二、中田 英寿、中村 俊輔
           稲本 潤一、遠藤 保仁、
  • FW  玉田 圭司、柳沢 敦、高原 直泰、大黒 将志、巻 誠一郎

正直、不満も驚きもある。例えば、なぜ負傷中の柳沢を選出するのか、という不満。そして、久保と松井が外れたという驚き。

しかし、ジーコが選出した以上、このメンバーを僕たちは送り出さないといけない。初戦のオーストラリア戦は6/12。合宿と、親善試合2試合で、どれだけコンビネーションを熟成できるか、キリンカップで見せた不甲斐なさをどれだけ修正できるか、やってみなければわからないところだらけだが、世界最高の舞台でこの23人が最高のパフォーマンスを披露してくれることを願っている。

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2006年5月 8日 (月曜日)

日本代表 サポーターズリング

Turu2 JFA公認サポーターズリングとメッセージ記入用の折り鶴。

昨日買い物から帰る途中の車のなかで、嫁さんからもらいました。LIVINに売っていたらしく、買ってくれたみたい。メッセージはまだ書いていないけど、とりあえずリングはずっとつけてる。
(公式ホームページ)

1個350円で、10万人くらい購入するのかな。いや100万人単位か。10万人なら3,500万円、10万人なら3億5000万円。経費がかかるとしても、1億こすくらいJFAに入るのなら、親善試合の1試合くらい開催できるのだろうな。JFAもうまいことやりますね。

さて、昨日でJ1も中断し、早速代表候補が合宿に。また欧州各国のリーグも多くは終了し、いよいよW杯モード。4年に一度のお祭りがまたやってくる。サポーターズリングをつけて、もちろん日本代表は心の底から応援するけど、グループリーグ突破はとても難しいと思っている。可能性が全くないとは言わないけど、厳しい相手ばかりだ。初戦のオーストラリア戦で負けたら、正直もうベスト16は厳しいだろうな。

8年前は初出場、4年前は自国開催と、日本で盛りあがる要素が多大にあったW杯だが、今回はどうなんだろう。世界の強豪が日本に来るわけではないし、日本戦は別として、テレビ放送も深夜がメイン。サッカー好きにはそんなことはお構いなしだが、そんなにサッカーに興味のない人の間では、どれだけ盛りあがるのだろうか。

3回目のW杯出場を控えて、サッカーがどれだけ日本人のなかに浸透したのかが、わかるだろう。我が家では、嫁さんが一つのバロメーターになる。隣で盛りあがる旦那を見て、彼女がどんな対応を見せるか、少し楽しみである。

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