2006年7月16日 (日曜日)

日本沈没

久々映画を観に行った。

日本沈没。
ストーリーは、アメリカ映画で何本も存在する、天変地異などをテーマとする感動モノの日本版といった感じで、迫力などはアメリカのモノとは劣るかもしれない。ただ見終ってから奥さんが話していたように、いつもニュースなどでよく見ている日本の風景が次々と破壊されていく様子が、見るものの心を震わせ、痛めつけるのかもしれない。

もし本当に日本が沈没するとして、それが例えばこの映画のような突然の天変地異ではなく、5年後に確実になくなるということがわかっていて、日本人の世界各国への移送が滞りなくうまく行ったとして、日本人はその移送先でうまくやっていくことができるのだろうか。例えば「英語」。世界では日本人が思っている以上に多くの民族が英語でコミュニケーションをとることができる。島国でもあり、日頃から外国人との接触が少ない日本人が、受け入れ先のなかで活きていくことができるのだろうか。

反対に移送先で日本という国への誇りを持つこと、あるいは感じることができるのだろうか。
僕にしても、日本という国を意識するのはスポーツを見る時くらいだ。上の件とつながるところだが、日本を内からしか見ることがないので日本を意識することも少ない。日本という国が好きか、嫌いかとか聞かれると好きと答えるが、それは愛国心ではないと思う。外国人に日本の文化を語れるかっていうと、深いところまで語れる自身はない。

世界には国土もない民族もいる。日本が沈没したとすると、日本人は日本人たりえるのか。かなり難しいことを考えさせられた映画だった。

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2005年12月20日 (火曜日)

SAYURI

チャン・ツィイーが好きなので日曜日に観にいった。

時々出てくる日本語(ダンナさん、お母さん・・・)、セットなど当時を生きた人間ではない僕でも違和感を感じるところはあったけれど、外国人の目を通した日本としては全体的にうまく描けていたと思う。ストーリーも日本人が作ったら、きっと最後は悲しい終わり方をするんだろうけど、この映画はハッピーエンド。自分の信念を貫けばいいことあったよっていう終わり方が、お涙ちょうだいの日本ぽくなくさわやかで後味をよいものにしていた。

それにしても出演するアジア各国の女優陣がとてもきれいだった。芸者の華々しい着物をまとうことによって輝きが増していた。特にチャン・ツィイーが自分の着物姿に見とれるシーン、僕もみとれた。しかし、中国や韓国の女優は表情や表現力が豊かだ。日本を舞台にした映画だけれど、日本人が主人公に選ばれないのがよくわかった。ただ、そのなかでも桃井かおりはいい味を出していたと思う。彼女にふさわしい役だったし、けだるい感じがとてもよく表現され、英語のなかにも彼女のニオイがぷんぷんして存在感もバツグンだった。

「日本はこんなんではない!」と思ってみると冷めてしまう人も多いようだが、そういう視点を持たず、ある女の夢物語のような軽い感じで見れば十分楽しめると思う。

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2005年12月16日 (金曜日)

元気だからこそ

今日本田美奈子の特別追悼番組を見た。
難病と闘って自分がいちばんつらいはずなのに、家族や友人など周囲をはげまし勇気を与える彼女は本当に優しい人だと思う。何度も目頭があつくなってしまった。

「1リットルの涙」というドラマを見ていてもそうなのだが、障害や難病と闘いながらも、生命が残りわずかとわかっていても、力のかぎり生きていく彼ら、彼女らを見ていると、心身ともに健康な自分は、やろうと思えば何でもできるのではないかと思ってしまう。

彼ら、彼女らの感動ドラマを見て涙している時間があったなら、自分ができることを確実にやっていこう。短い人生を、強く、激しく生きた彼ら、彼女たちに負けない、太くて長い人生を自らの手で築きあげていきたいと思う。

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