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2007年1月10日 (水曜日)

参加するチャリティ

「すぽると」で年末にジーコがブラジルで毎年開催するチャリティマッチの模様が放送された。ジーコがブラジルで経営するサッカースクールのグラウンドで、現役の、あるいは引退したブラジルのサッカー選手が集まって行うチャリティマッチ。ミランのジーダ、レアルのエメルソン、元鹿島のレオナルドや、ベベット、そしてジーコも出場していた。

約3,000人の観客たちは、このチャリティ・マッチの入場券を、お金ではなく、食糧で購入する。2kgの豆、米、パスタなどを持ち寄って入場券と交換する。そして観客が持ち寄った食糧はブラジルのスラム街にある孤児院に寄付される。

スラム街の様子も映像で流された。日本では考えられないくらいの劣悪な環境だ。あまりにも貧しくて子どもにミルクも買ってやれないという母親のインタビュー。そんな貧しい地域にある孤児院。寄付に頼って運営されている孤児院に、今回のチャリティマッチで集まった食糧が、親のいない子供たちに寄付される。

ブラジルの人たちもそんな貧しい地域で、親をなくした子供たちが食べるものにも困っていることを知っている。だから毎年のようにジーコの年末のチャリティに食糧を持って参加する。お金を寄付するより、食べるものを寄付することのほうが、食べ盛りの子供たちにはありがたいだろう。寄付する側も、自分の子供が何を食べたいだろうと考えるのと同じように、寄付される子供たちのことを考えるから、寄付するものにも想いがこもるように思う。

寄付なんて気持ちの問題であり、こちらの寄付とあちらのチャリティを比較するようなものではないけれど、ジーコの想い、プレイする選手の想い、そして観客として参加する一般の人たちの想いが、よりつまっているように感じた。

昨年のチャリティでは6トンもの食糧が集まり、10施設に1月中旬に寄付されるという。

~「サッカーボールを贈ろう」プロジェクト~

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コメント

6トンもの食糧。
輸送費が気になってしまうのは、心が清らかではないからでしょうか。

投稿: junichiro | 2007年1月10日 (水曜日) 10:06

junichiroさん

ジーコさん家にゃ、そらたくさんお金あるでしょう。

投稿: motti | 2007年1月10日 (水曜日) 13:55

前に言ったかもしれませんが、
私はサンパウロとリオにいった事があります。
国全体が赤土のブラジルですが、サンパウロのような都会は
飛行機から見ると、ほんの少しの大都会を赤茶けたスラムが
囲むようにぎっしりと建っています。
リオもそんな感じ。

スラムの人たちはとても貧しいけど、どういうわけか
電化製品などきちっと揃った生活をする人が多いそうです。
もちろんほとんど盗品。電気も上手に盗んでいるそうです。
生活の知恵かなぁ・・。

アジアのスラムの人たちとはあまりに違うので
びっくりしたのを覚えています。

ラテン気質といってしまえばそれまでですが・・。

お金や食糧を寄付することも大切だけど、
社会そのものの問題はどうやったら解決できるのでしょうね。
とても難しい問題だと感じたのを思い出しました。


投稿: ぴあの | 2007年1月12日 (金曜日) 00:34

ぴあのさん

>お金や食糧を寄付することも大切だけど、
>社会そのものの問題はどうやったら解決できるのでしょうね。

うーん、難しい話ですね。

ぴあのさんの現地のお話、びっくりしました。
メディアじゃ伝えられない話ですね。

投稿: motti | 2007年1月12日 (金曜日) 15:03

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