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2006年10月27日 (金曜日)

北海道の歓喜

一日遅れのエントリーになりますが、いやぁ新庄くん、かっこよすぎる最終章でした。
最高の形でSHINJO劇場がフィナーレを迎えたということです。正直なところ日本ハムが優勝するとは思わなかった。新庄に引っ張られるような形で若い選手が活躍したようで、名前も知らない選手がたくさんいました。

TVの報道によると昨日の北海道での瞬間最高視聴率が73.4%だとか。すごい数字。
3年前に本拠地を北海道に移した日本ハムは完全に北海道に溶けこんだようである。日本ハムのオーナーの大社さんはJリーグセレッソ大阪の取締役も務める方。Jリーグが掲げる地域密着のクラブ経営という理念を、うまく野球にも応用したという話を何かの本か雑誌で読んだことがある。昨日のゲームで真っ赤なボードを持った観客に埋め尽くされた札幌ドームの映像を見ることができたが、球場が一丸となっておらがチームを応援する迫力に、相手の中日も圧倒されたのではないだろうか。

地元のファンをうまく取り込むにあたって、日本ハムにとってラッキーだったのは北海道移転と同時に新庄を獲得したことだろう。彼は実にファンの気持ちを取り込むのがうまかった。彼のやり方には賛否両論あると思うが、客寄せパンダと言われようとも彼のパフォーマンスが集客に大きな貢献を果たしたことは、誰も否定することはできないだろう。そして満員のスタンドが選手のレベルアップの一つの要因となったことも間違いないだろう。

しかしながら新庄は引退する。つまり客を呼べる選手が一人いなくなる。また実力的にも何年も連続でパ・リーグ制覇、あるいは日本一が達成できるほどの戦力があるわけでもない。今回の日本一のあと、つまり来年以降に日本ハムが北海道のチームになっているかを問われると思う。競技面で毎年プレイオフに参加できるほどの戦力を維持できるのか、一方でビジネス面で成績に寄らない、集客の安定化を望めるかどうか。この辺りの結果を来年以降も追い続けることで、ファイターズが北海道の人にとっての「おらがチーム」になるかどうかのバロメーターになるだろう。

新庄の引退は残念である。
同い年の野球選手がどんどん引退していくのを見ると自分の年齢を感じずにはいられない。

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