« ブラジル敗戦 | トップページ | ラストダンス »

2006年7月 4日 (火曜日)

思いは伝わったよ、ヒデ、きっとみんなにも。

2006wc2_14 2006年6月22日ゲーム終了後、ドルトムントの夜空の下で君はこみあげるものといっしょに何を見ていましたか。

今日のブラジル戦ですか。
ワールドカップに初めて出場したときですか。
Jリーグでデビューしたときですか。
それとも、8歳の冬、初めてサッカーボールを蹴ったときですか。
いや、君のことだから、もう次の旅のことを考えていたのかもしれませんね。

僕は君の引退を聞いて、最初に目に浮かんだのは、君がセリエでデビューし、僕の大好きなユベントスから2ゴールをあげたゲームでした。欧州で活躍する君は常に世界と日本の距離を教えてくれる存在でした。フランス大会予選から、僕にとって日本代表=中田英寿、日本のサッカー選手=中田英寿でした。

何かのインタビューで日韓W杯は不完全燃焼だった、ゲームが終わったら立っていることもできないくらい、ゲームで力を出し切りたいというコメントをしていたことを覚えています。そしてブラジル戦のあと10分以上もピッチに倒れていた君を見て、すべての力を出し切ったのだと感じました。と同時に涙する君を見て、引退するのではといっしょにTV観戦していた妻に向かってつぶやきました。

早すぎる引退だよ。
もうピッチで青いユニフォームの7番を背負った君を見ることができないのは残念だけど、最後のゲームで大好きなサッカーを大好きと感じながら、すべての力を出しきることができたのは、よかったね。君の思い、僕には十分に伝わりました。そして世界最高の舞台で涙することができるくらい、自分を披露することができた君を誇りに思います。

次はどうしますか。
サッカーは続けてください。君がサッカーを通して得たものを次の世代に伝えていってください。伝える時間は、これからは4年という区切りもなくもっともっとたくさんあります。僕たちは君たちが築きあげてくれた日本代表をこれからもずっとずっと応援します。

ありがとう、ヒデ。

|

« ブラジル敗戦 | トップページ | ラストダンス »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。